前場は日銀金融政策決定会合発表待ちで、ほぼ変わらずぐらいのレベルで静かでしたが、懸念されたマイナス金利解除はなく緩和政策維持が発表され、後場はずっと強い動きで日経平均+1.4%、TOPIX+0.7%、グロース250指数+2.0%と、つきものが落ちたようにスッキリと上昇となりました。
日経平均の引けは33,219.39円でしたが、15時半からの日銀総裁会見を経て、現在日経平均先物は33,580円(現物換算で33,660円ぐらい)まで上昇しており、引けてから更に1.3%ほど上昇しています。物議をかもした植田日銀総裁の先日の「チャレンジング」発言については、マイナス金利解除の意図ではなく、仕事への姿勢一般の事だったということが会見でコメントされ、マイナス金利解除懸念がより薄くなったことを受けての上昇です。ようやく年末にかけてラリーが始まった感じですね。11月20日のザラ場高値33,853.46円を超えていくことが期待されます。素直にロングで乗っていきたいですね。
中小型株はいつものパターンとは少し違った動きをしていて、日銀の発表前でリスクオフで売られることなく前場から強く、そして後場により強く、14時以降引けまでもっと強いという、非常に強い動きとなりました。やはりようやく先週で年越ししたくないポジションの整理売りが終わり、リスクイベントも通過して買いが優勢となる展開となってくれましたね。グロース250指数+2.0%よりも大きく値上がりする銘柄が多く、本当に久しぶりに個別銘柄の時代到来といった感じがありました。
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