TOPIXは+0.3%となり、とりあえず今日の日本株は反発となりました。

相場全体の動きを反映しないため、最近はもうなんだか見てるだけ的な雰囲気も漂い始めた日経平均は、本日+1.2%(+454.62円)。寄与度上位5社の合計寄与度が393.35円で上昇幅の87%を占めます。そういう指数ですので別にだから何ということもなく、ただ早く史上最高値更新してくれないかな~という感じで見ております。連日の高値更新は盛り上がりますし、そして最高値更新からが真骨頂というか、売りなのか買いなのかで市場の判断が分かれそうで、楽しくなるんじゃないかなと思ったりしています。

 

今日の中小型株はグロース250指数が+0.4%(+2.7pt)と強かったように見えるのですが、今日は日経平均とノリが同じで時価総額の高いものの寄与度によるもの。寄与度でジーエヌアイ+7.2pt、ispace+4.3pt、QPS研究所+3.7ptがあってのものなので、全体の実態はマイナスな感じでした。

体感的にも弱い感じはありまして、グロース250指数先物が寄ってすぐつけた本日高値736ptから20分弱で722ptまで2%弱さげるといった動きがあったり、それに影響されたのかもしれませんが決算銘柄で売られるものが、そこまで下げなくてもという感じで大きく下げるものが目立ちました。

 

決算発表のピークを過ぎまして、ここから上昇という柱のテーマや個別銘柄を探しましたが、今日はめぼしいものは見つかりませんでした。

ただ、先週7日に”少し買ってみても面白い”としていたispaceが+28.8%となったのが個人的には良かったです。その時点からの上昇率は+30%を超えました。まだまだ面白そうです。

 

 

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]