昨夜の米1月CPIが予想より強かったことを受け米株が下がっていましたこともあり、日本株は本日は連れ安となりました。しかし、昨日の大幅な上げの後で、米主要指数の下げ幅より小さい日経平均-0.7%、TOPIX-1.1%は、13:30からの急速な戻りも併せ、むしろ日本株の強さを印象付けましたね。

 

大型株が一服してくれれば中小型株の出番ということで、グロース250は+0.4%(+2.6pt)と上昇となりました。まあウェルスナビの貢献度(2.6pt)と同じですので、ウェルスナビだけと言えば言えなくもないのですが、他も全体としては下がっていないという点でポジティブでした。

 

そのウェルスナビ、三菱UFJ銀行の出資が明らかとなり本日+15.1%で、東証グロース市場での売買代金第2位でした。引け後に決算発表がありましたが、前期(23年12月期)のEPSは7.65円で現値1,966円はPER257倍、今期(24年12月期)の業績予想は非開示です。当面のEPSで買える銘柄ではないので、預かり資産が増えてればいいとい感じですが、そちらは順調のようですね。

バリュエーションも高いし、理由なく株価が大きく上げ下げすることも多いので、リサーチのコラムでの新規推奨などは多分しないのですが、提携や新プラットフォームなど材料もありますし、波に乗ったら株価のアップサイドは大きそうということでトレーダーとして注目しています。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]