こうなってしまうと余計な解説不要というか、今日は日経平均(+2.9%)主導で、TOPIX+2.1%、グロース250指数+1.5%と全般非常に強かったです。
弊社も今年のトレーディングレンジの上限はまだ上に設定していますから、上げること自体に不思議はないのですけれども、なぜ1月から、なぜ今日大幅高になったのかというタイミングは読み切れませんでした。円安、金利安定、米景気底堅い、AI需要による半導体銘柄高ということもありますし、日本株が世界で買える株に選ばれているということもありますね。それでもタイミングはなんともですが。
日経平均の引けは37,963.97円で、終値での最高値38,915.87円までたったの2.5%というところまで来ました。引け後の先物は、38,245円まで買われてから38,100円前後で推移しています。
明日の決算発表ピークを迎え、相場の方向性をどう考えるか今一度検討していきたいと思います。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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