日経平均+0.1%、TOPIX-0.2%と、指数としては小動きな一日でした。日経平均は前日比+34円でしたが、ソフトバンクの寄与度が+128円あっての数字なので、実質小幅マイナスといったところでしょうか。
グロース250指数は+0.1%で、こちらも小動き。東証グロース市場の値上がり銘柄比率が41%でしたのでなんともといったところですが、東証プライム市場のそれは+34%でしたので、個別銘柄プレーとしてはやや中小型株に軍配が上がったと言えるかもしれません。とはいえ、誤差の範囲ですかね。
昨日の大幅高疲れ、マイナーとはいえSQ超え、3連休前ということで、相場は一服といった感じです。
今日からの増担保規制の影響があったか、QPS研究所(5595)が続落となり、東証グロース市場の売買代金1位の座も今日はカバー(5253)に明け渡しました。カバーもそうですが、売買代金上位のBASE(4477)、JTOWER(4485)は決算銘柄ですし、もう一つは直近IPOのVeritas In Silico (130A)でしたので、テーマ性のある相場の柱的銘柄は見当たりませんでした。しかし決算発表は、件数は今日が2番目に多く、ピークは来週水曜日となりますので、週明け火曜日ぐらいから決算を踏まえての柱的銘柄が出てくると思われます。中小型株全体の雰囲気は悪くないですので、そんなテーマが出てくれれば面白くなりますね。来週に期待しましょう。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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