昨夜発表された注目の米4月CPIでインフレ鈍化が確認され、ついでに小売売上高でも消費需要の軟化が見て取れたことで、米金利低下、米株上昇となったことを受け、日経平均+1.4%、TOPIX+0.2%と、今日の日本株は強い基調となりました。ドル円も一時153円台の円高となり、円金利も下落しました。

 

ただ盛り上がっていたのは半導体関連銘柄(例えばレーザーテック、ディスコ、東京エレクトロン)だけといった感じもあり、また日経平均先物に買戻しが入っていたこともあって、日経平均とそのウェートが高い銘柄(ファーストリテイリングやソフトバンク)は上がるものの、他の銘柄はついていけてない感じでしたね。円金利低下もあって銀行や景気敏感株が弱かったということもあります。

東証プライム市場で、値上がり銘柄数36%、値下がり銘柄数60%と下げた銘柄数の方が多く、今日も全体が底上げされるようなマーケットにはなれませんでした。ただリバウンド初日にはよくありがちなことではありますので、明日以降のマーケットで雰囲気が良くなることを待つ形となります。

 

グロース250指数や中小型株全般も昨日と同様良ろしくなく、指数は-1.3%、大きく下げる銘柄も目立ちといった感じでした。

この続き:390文字

新規ユーザー登録(無料)いただくと、以下の特典があります。詳しくは、ユーザー登録後に配信される「ユーザー登録完了」メールをご確認ください。
【特典1】
登録時から過去15日分の有料コラム(新規推奨銘柄情報を含む)をお読みいただけます。
【特典2】
会員契約に使える3,000円分のポイントをプレゼントします。

ここから先は、ポートフォリオマネージャーのつぶやき会員限定です
続きを読むには「新規ユーザー登録」と「ポートフォリオマネージャーのつぶやき会員契約(30日間3,000円(税込3,300円))」が必要です
ご契約いただくには、「新規ユーザー登録」と「ポートフォリオマネージャーのつぶやき会員契約(30日間3,000円(税込3,300円))」が必要です

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]