今日の日本株はバリュー株優位、中小型株優位のマーケットで、日経平均-0.4%、TOPIX+0.6%、グロース250指数+3.1%と指数によってパフォーマンスの違いが大きくなりました。
注目のキオクシアは昨晩PTS で58,000円越え(昨日の引け値51,450円)までありましたが、今日は-3.3%と下げの引け(49,770円)となり、そのほかの半導体関連銘柄も大きく下げました。
今日はさらにまたしてもフジクラで、14時半過ぎに発表した中期経営計画が、(多分コンサバなだけということもありましょうが)数字としては期待に全く応えられないもので、急落して-16.9%となり、半導体関連銘柄の雰囲気を一層悪くしました。
一方で、金利上昇は止まらずマーケット全体の警戒は続きますが、今日は金利上昇を素直に受け止め保険、銀行など金融関連銘柄が強く、電気・ガスなどのディフェンシブや小売りにも買いが入りました。
時々ある、いつもとは全く違う銘柄に買いが入るターンでしたね。
日本株から資金が逃げず、セクターローションとなって買われる銘柄があるのはいいことですが、持っていそうな銘柄は売られるわけで、ちょっと今日はつらい日となった人が多かったようです。
この物色パターンは長くは続きませんので、また半導体関連銘柄に買いが戻ってきてやり易いマーケットになるとは思いますが、その前に金利上昇によるクラッシュがないことを祈るばかりのところもあります。なかなか米トランプ大統領からの援護射撃がないので、少し不安なところです。
大型株が詰まると中小型株という流れが今日も続き、東証グロース市場ではQDレーザが売買代金TOPで+23.5%、そしてアストロスケール+11.8%、QPS+10.4%、ACSL+10.5%、トライアル+9.2%が続きました。
東証スタンダード市場では、ユニチカ+7.4%、岡本硝子+16.6%あたりが目立ちました。
ただ、QDレーザは上がってるのに、オキサイド-14.2%、santec-14.4%、精工技研-9.8%と同じテーマ株(光電融合)が大きく下げていたり、バイオでいえばGNI+5.3%に対しサンバイオ-6.6%、オンコリス-8.2%と、テーマ内でまちまちぐらいではなく多くな差があったところが、怖いというかやりづらいところでした。
中小型株は堅調で、確率的には上げる銘柄をつかむ方が多そうですが、理由はあまりないけれども大きく上げる、下げる銘柄がはっきり分かれる相場ですので、注意をしながらのプレーでいきましょう。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
最新記事 by ポートフォリオマネージャーつぶやき (全て見る)
- マーケット一言:日経平均7日ぶり反発も、半導体・AIは戻り限定的。中小型株強く、主役は再びネットセキュリティ - 2026年10月16日
- マーケット一言:米CPI上振れにコアウィーブ・ショック、アンソロピック減速懸念も重なり、日経平均は3,318円安で史上3位の下げ幅。売買代金上位9銘柄はすべて半導体・AI関連。グロース250も-3.2%と中小型も逃げ場なし。 - 2026年10月15日
- マーケット一言:今月利上げ無し観測、蘭ASML決算もあり、金融、内需が下げ、半導体関連の戻りも抑えられ、薄く全員やられたようなマーケット。ネットセキュリティも反落多く、中小型株の下げも大きい。 - 2026年10月14日
- マーケット一言:チャイナショックで半導体安、しかし超大型株とバリューは堅調。中小型はネットセキュリティに資金 - 2026年10月13日
- マーケット一言:OpenAI報道で900円近く下げた日経平均、引けにはほぼ横ばいまで戻す。値上がり銘柄は多いが、儲かった人・損した人がはっきり分かれた、ちょっと変なマーケットだった。中小型はネットセキュリティ関連だけではなく、多くのテーマ株が堅調 - 2026年10月9日
