今日の日本株は日経平均-2.4%、TOPIX-1.2%と反落しました。
昨夜発表の米6月CPIはある程度予想通りの悪い数字でしたが、前月比で-0.1%とマイナスというのはさすがに驚きでした。米金利の利回りは低下し、為替介入もあったのかドル円が一時4円ほどの円安で157円台まで突っ込むといった動きもありまして、マクロ系ファンドによる大規模なポジションアンワインドがあり、米株は下落。特にハイテク株中心に売られたため、ナスダック総合指数は-2.0%と大きく下げました。
利回り低下を好感できず、需給により株価下落となりましたが、需給主導のマーケットであるのは日米問わず今年の株式市場ではしょうがないところ。米株市場を追うように、ディスコが売買代金1位で-8.8%、次いで東京エレクトロン-6.2%など、日本株も今年株価好調だった半導体関連銘柄を中心に下落となりました。好決算だったはずのファーストリテイリング-4.8%、ソフトバンクG-4.4%もひどかったです。
そして今年今までと反対の動きの恩恵をやっと受けたのが中小型株で、グロース250指数が+3.2%となるなど、個別銘柄も軒並み大幅高となりました。昨夜の米株市場でラッセル2000指数(米株市場で中小型株の代表的な指数)が+3.6%と大幅上昇していた流れを引き継ぎました。
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