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【総評】
【投資主体別売買動向2024年10月第1週】
10月第1週(9/30〜10/4)は、海外が7週連続の売り越し(-2,100億円)、個人は3週ぶりの買い越し(+1,100億円)となった。
この週、日本株市場は大幅安となった。前週金曜9/27引け後に自民党総裁選の結果を受けて円高が急速に進行、先物が急落したことから、週明け30日の日経平均は1,910円安と大幅安。
10月に入り1日は円高一服を好感して732円高、2日は中東の地政学リスクを警戒して843円安、3日は石破首相が追加利上げに慎重姿勢を示し円安進行で743円高と、値幅を伴った上げ下げが続いた。4日は米9月雇用統計の発表を前に方向感が定まらなかったが、83円高とプラスで終了。
荒い動きが続いたが、月曜の下げが響いて週間では4桁の下落となった。日経平均は週間で1,200円弱の下落となった。
こうした中、海外は現物を買い越し(+4,000億円)、先物を売り越し(‐6,000億円)た。個人は相場の下落局面で押し目買い(現物+1,800億円)が優勢となった。
もっとも、海外は財務省ベース(現物)では9,200億円の買い超過となっており、前週に続き、配当クロスの海外への戻し(東証集計ベースでは先物売りのみ計上)があったと考えられ、海外は実質的には3-4千億円の買い越しであろう。
信託の225先物の売り越し(-3,300億円)は、レバ型ETFの先物売りと考えられ、結果、信託は実質として2千億円前後(現物買い+2,100億円の分)の買い越しだったと思われる。
【1】現在進行中のインデックスイベント
【2】今後のインデックスイベント
【3】スケジュール一覧
【1】現在進行中のインデックスイベント
TOPIX10月F F W リバランス・・・リバランス日10/30
(段階的ウエイト低減/回復9回目)
リバランス片側2.1%、金額では2.2兆円
リバランススプレッドは 順方向で進行中。
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