始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

【総評】     

GPIFの動向としては、1月の第1週から第2週に掛けての日本株売却が1兆円弱あったと思われるが、その後は、ピタリ動きが止まった。

現在、2025年度以降の運用方針を策定中となっている。おそらく公表は3月末頃となろう。

市場関係者が気にしているのは、伝統的4資産のウエートが変更されるか?という点。

現在のコンセンサスは現状と変更なし、すなわち、各25%のウエートを維持すると想定している。

 

投資主体別売買状況・現先合算(13週)-海外が1兆円近い買い越し 個人は売り越し

1月第3週(120日~124日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が4週ぶりの買い越し(+9,500億円)、個人は4週ぶりの売り越し(-7,700億円)。

同週の日経平均は大幅高。トランプ氏の米大統領就任式を通過し買いが優勢となり4万円台を回復する場面も見られた。

海外投資家は大幅に買い越し。個人は逆張りの売り越しとなった。

日経平均先物に大きな買いが入っていたことから、CTAなど短期筋が指数を押し上げた面もあったと思われる。

信託は売り越し(-3,800億円)に見えるが、大半はNK225先物(先物が計‐3,500億円)であり、年金は動きがなかったと言えよう。

 

1】現在進行中のインデックスイベント 

2】今後のインデックスイベント

3】スケジュール一覧

4】通過イベント

 

 

1】現在進行中のインデックスイベント  

  • TOPIX_2月リバランス(2/27

現在、確定しているのは売り方向の1,200億円。

第一三共(4568)570万株、日立(6501)950万株、オリックス(8591)760万株など。

 

  • MSCI 2月リバランス (2/28)

2/12早朝公表予定。

スタンダードで8銘柄削除、採用されるとして1銘柄採用予想。

この続き:801文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。