日経平均 -1.0%、TOPIX -0.6%、 TOPIXコア30 -0.9%、グロース250指数 -1.7%と反落しました。

トランプ米大統領の関税政策に振り回される最悪期は過ぎたようですが、とはいえリスクオンになるわけでもなく、上昇が長続きしません。

 

じり安で踏ん張ってはいましたが、蘭ASMLの受注が予想より悪かったことを受けて半導体関連銘柄主導で更に売られ、しかし14時半ぐらいからは公的年金っぽい買いで支えられ戻して引けた、そんな1日でした。

 

景気に対するものとしてはポジネガ両方の材料がありましたが、ともかく米長期金利が低下し、加えて補正予算案見送りや植田日銀総裁の発言を受けて円長期金利も低下しました。

まだ始まったばかりの小さな動きではありましたが、市場環境としてはノーマルな状況に戻りつつあります。

 

ともかく今は赤沢経済再生担当相が訪米しての日米交渉の行方に注目ですね。

何かしらいいものが出れば、日本株が急反発できる素地は整いつつあります。

 

今日はグロース250指数の下げの方が大型株指数より大きく、中小型株は一服となりました。

主力株が売られて指数は下げましたが、テーマ性のあるものや好決算もので大きく上げるものもあり、個別銘柄レベルではそれほど悪い状況ではありません。

明日に期待しましょう。

 

カバー-10.1%がグロース250指数の下げに大きく寄与しました。

著名VTuber卒業のニュースが出るたびにこの株は大きく売られますが、その度に株価はちゃんと戻ります。

今回はチャンネル登録者数が非常に多いVTuberの卒業ですので、まだ下げる余地はありそうですが、いいところで買えれば早い戻りを取れそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]