本日の日本株は、日経平均+0.6%、TOPIX+0.4%と続伸しました。

 

日経平均は寄ってから10時前ぐらいまでに一時+2.7%まで買われた後、ほぼ変わらずのところまで下げ、引けにかけてまた若干買われる、という展開でした。

昨日お話しした「不穏・不安定」と、それでも日本株の需給はいい、という両方が見られた1日でしたね。

こうした状況は、少なくとも短期的にはまだ続きそうです。

 

売買代金トップのキオクシアは-1.7%、韓国株安もあって下げました。

一方で半導体は幅広く物色されています。太陽誘電+12.4%、村田製作所+4.3%といったMLCC、イビデン+8.3%などのCPU関連、東京エレクトロン+2.1%、SCREENホールディングス+9.5%、KOKUSAI+5.2%といった前工程、SUMCO+17.4%、信越化学+3.6%などのウエハーが上げました。

 

ただ、指数は上げているのに、東証プライムの値上がり/値下がり銘柄比率は43%/53%と、値下がりの方が多い。

引き続き一極集中のマーケットですね。

 

第1四半期が減益だったJフロントリテイリングは-7.6%、公募増資とCBのニュースが出た川崎重工業-7.7%は下げました。

 

なお、この間も円は一時162円台後半と約40年ぶりの安値をつけており、金利上昇と合わせて大型・バリューに資金が寄りやすい地合いも続いています。

 

グロース250指数は-1.0%と、今日は中小型株が下げました。

先月末の少しお化粧買い的な上げの反動も、あったかもしれません。

 

しかし東証グロース市場の値上がり/値下がり銘柄比率は51%/41%と、値上がりの方が多い。

確実に中小型株への循環物色はあり、しかも広がりを見せていて、明るい兆しはありますね。

 

直近IPOのLiNKXは荒い値動きで-7.4%とさすがに今日は下げましたが、代わりとばかりにネイスが+22.5%のストップ高で中小型株を引っ張りました。こちらも中小型株全般にとっていい傾向です。

アスタリスク+17.3%も、ニュースをネタに大きく上げました(東証グロース市場の売買代金2位)。AIメカテック+7.0%、北川精機+4.9%、日本電子材料+7.1%など半導体関連もしっかりでした。

 

ただ、GNI-2.0%、パワーエックス-4.9%、QDレーザ-1.8%、トライアル-3.4%といった主力組が弱く、盛り上がりには欠けました。

 

大型株、中小型株ともに、指数・個別銘柄の不安定さは続きながらも、強い展開が期待される、という感じでしょうか。

 

また明日に期待です。


無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]