始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

[今回の内容] 

1)インデックス・イベント手引書(その2)

2)Index Eventスケジュール

3)6月の主なイベント・・・FTSE、特にBlossomに注目

4)7月以降の主なイベント・・・上旬のETF分配金オペ、月末のTOPIX FFWリバランス

 


 

1) インデックス・イベント手引書(その2)

今回は、東証一部指定に関する話をしておきたい。

通常、夕方に一部指定が発表され、例えば6月中に指定された場合、TOPIX買いは翌月の最終営業日の前営業日となる。

今回発表されたメイコーは、TOPIX買いは7/29となるが、月曜日は一部指定を好感して買い気配スタートであろう。

ここで重要なのは、実需の発生は一部指定日では無く、あくまでも指数採用日の前日終値が基準となることである。

一ヶ月以上先の話であり、相当大きい日次倍率では無い限り、公表後の初日の寄り付きで買う意味が薄い。

15年ほど前になるが、ファストリが日経平均に採用された時、公表後は当然買い気配スタートであったが、二日目の日中に買い場があった。

これだけ大きいイベントでも押し目があったのである。

慌てて飛びつく必要はないし、そのまま上がってしまっても、次の一部指定を狙えばいい・・・という気持ちで臨みたい。

 

個別銘柄のイベント

『公表後の初日・初値買いは避ける』

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インデックス・イベントのポジションの取り方

  • 予想段階で確度が高い場合は、ポジションをとる。(プレ・ポジションのプレ・ポジション=プレ2・ポジション)
  • リバランス発表段階では、上記プレ2・ポジションの調整と、公表後のポジション構築(プレ・ポジション)
  • 手仕舞いはパフォーマンス次第であるが、数日前からポジションを手仕舞う。基準日の引けに全てを持ち越さない。
  • 場合によっては、手仕舞いに加えてリバース・ポジションをとる。
  • 個別銘柄のイベントでは、公表後の初日・初値買いは避ける。

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具体例で行くと・・・

FTSE Blossomは②で進行中、ここからエントリーもありだが、③は常に意識しておきたい。

TOPIXの7月FFWリバランスは予想段階なので①のステージ、この手の予想は大きく外れないので、タイミングを見ながらエントリーしたい。

先日一部指定されたメイコーは⑤に沿って行動したい。

 

2)Index Eventスケジュール

東証一部指定でJASDAQの6787メイコー、7月の案件であるが、これで3994マネーフォワード、6254野村マイクロと三銘柄走る事になる。

インデックス・イベント手引書にも記載したが、公表後の初日は大半が買い気配で開始するが、多少の値上がりで寄る場合は初日エントリー可、

それ以外については基本的には初日・初値買いは見送りがセオリーである。尚、実需が動くのはまだ先なので、押し目買いで対応したい。 

また、一覧表には記載されていないが、公募に伴うインデックス・イベント、6723ルネサスTOPIX(6/15※) 、MSCI( 6/16想定需要+2710万株)がある。(※未確認につき、詳細は後日)

今月のメインイベントは週末のFTSEで、ワールド指数に関して日本株は若干売り越し、 リバランスの中でJREIT買い。

GPIFのベンチマークBlossomは、国内でのリバランスでデルタは中立、業種に偏りがあるため、非常に興味深い。

全体像としては、銀行売り・不動産買い、日経平均値嵩株対決で、ファストリVSソフトバンクG・・・尚、1801大成建設はワールドでも売り方向で合計170万株売り。

当然、既にプレポジションは積まれてきているが、実需は、早ければ月曜から動くかもしれない。基準日・金曜日の引けに関しては、ややリスクを感じる。

6月のTOPIX案件に関しては特に目立つ銘柄もないため、見送り方針。

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。