始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

[今回の内容]

1)フロー動向

  • 投資主体別売買状況・現先合算(8月1週)

2)今月のインデックス・イベント

  • TOPIX_8月リバランス(8/30)|公表8/5・・・影響軽微、スルー案件
  • JPX400定期入替え(8/30)|公表8/5・・・今月のメイン
  • MSCI 8月リバランス(8/31)|公表8/12・・・影響軽微、売り方向銘柄にやや注意

3) 来月以降のインデックス・イベント

  • 先物ロール(メイン9/5~9/6)|SQ 9/9
  • 配当再投資先物買い(9/28~9/29)|権利付き最終=9/28
  • 日経平均入替え(9/30)|公表見込み9/2~9/6
  • FTSE 9月リバランス(9/16)|公表8/19(NAREIT公表9/1)

 4)主なイベントスケジュール

 

1)フロー動向 

  • 投資主体別売買状況・現先合算(8月1週)-海外投資家は2週ぶりの買い越し 個人は5週連続で売り越し

8月第1週(8月1日~8月5日)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が現物、先物合算で2週ぶりの買い越し(3,370億円)。

個人は現物、先物合算で5週連続で売り越した(1,077億円)。

同週の日経平均は2週ぶりに上昇。ペロシ米下院議長の台湾訪問を巡り、米中関係の悪化懸念からリスク回避の売りが強まる場面はあったが、週末にかけハイテク株を中心に主力株に買いが入り、28,000円台を回復して取引を終えた。

海外投資家はショートカバーの動きが継続し、先物を大幅に買い越した。事業法人は企業による自社株買いの動きが強まり、現物の買い越し額が再び1,000億円を上回った(1,109億円)。

一方、個人は上昇局面で利益確定売りが優勢となり、先物を売り越した(1,016億円)ほか、信託銀行は現物(1,649億円)と先物(1,103億円)ともに1,000億円超の売り越しとなった。

 

2)今月のインデックス・イベント

  • TOPIX_8月リバランス(8/30)|公表8/5
  • 自己株消却分で40億円弱、影響が小さい為、無視して良いだろう。

 

  • JPX400定期入替え(8/30)|公表8/5
  • 想定運用規模:3兆円(指数時価総額約300兆円・パッシブ占有率1%想定)
  • ターンオーバー片側9%・金額1,460億円
  • 売り方向でJPX400を広く浅く売り、買い方向で個別アクティブ色が強い

【ヒストリカル・コメント】

7/05↑  終日順方向、本来、売り方向がJPX400と連動しやすいハズだがアンダーパフォーム、薄っすらプレ入ったか?

7/06↑  朝方逆方向も10時以降は順方向に回帰、引き続きプレポジション積み増しか?

7/07↑  迷いのない?順方向・・・に見える。当該予測は精度が高めなこともあり、早めのポジション構築な雰囲気。

7/08↑  かろうじて順方向継続。

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7/11↓  逆方向、売り筆頭OLC上伸が効いた。

7/12↑  前場プラス圏で横ばい。後場から一気に逆方向マイナス転換も、14時前から切り返し順方向着地。

7/13↑  前場一時マイナス圏も、後場から切り返し順方向着地。

7/14↑  順方向。終日しっかりしたうごき。

7/15↓  逆方向、売り3番手日本M&A(2127)+5.49%が効いたか。

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7/19↑  順方向拡大の方向でしっかり。

7/20↓  終日パラレルに逆方向。

7/21↓  前日同様の展開。

7/22↑  終日順方向、特に目立った動きは観測されず。

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7/25↓  終日逆方向、TOPIX FFWリバランスでは、買い方向がTOPIXに近い為、当該リバランスは逆となりやすい。

7/26↑  前日と同様な展開となり前場は逆方向となったが、後場寄りから引けに掛けて順方向拡大、プレポジション走ったか?

7/27↓  前場は不自然に順方向、後場からはキレイに逆方向、そのまま終えた。

7/28↓  前場逆方向、後場から戻し一進一退のなか、若干逆方向で終えた。

7/29↓  終日逆方向、そのまま拡大方向で終えた。

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8/01↓  パラレルに終日逆方向、大きな変化見られず。

8/02↑  朝方もみ合いから順方向、自然体・・・

8/03↑  朝方は逆方向、10時過ぎから順方向に転換、そのまま終えた。

8/04↑  前場逆方向も前引けにかけ順方向転換、後場は一進一退、結局で 引けた。

8/05↑  プレポジションは大幅に順方向、リバランス公表日直前で走ったか? 以後、フルリバランスのポートに差し替え

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8/08↑ 8/5引け後にフルポート公表され、本日は順方向。後場からダレるも若干順方向で終えた。

8/09↓ 逆方向、10時前からプラス圏浮上も、再び13時頃からマイナス圏へ。SBG下落が大きく寄与。

8/10↑ 辛うじてプラス圏ながら、前日比フラット近辺で一進一退。

8/12↑  終日パラレルに順方向。

【金額上位ー(騰落率:8/5比)】

この続き:1349文字

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収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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