米PPIには無難な反応となり、イベントは無事通過しきったと思っていましたら、ブレイナード氏の予想よりもタカ派な発言で木曜夜の米株は下落し、金曜日の日本株は連れ安となりました。米金利はむしろ下がっていたのですが、米ナズダック指数は大きく下落し、引きずられて東証マザーズ指数もまた大きく下げました。
下がったのはもちろん良くないのですが、日本中小型株は木曜日の動きと同様に、ヘッジが効く、個別株要因ではない淡々とした下げの感じが強かったです。何かあれば反発は強い、そういう市場です。米株で何かあればその時はもう全投げくらいの勢いでポジションを落とさないといけないかもしれませんが。今はまだ我慢して上昇相場を待つ局面であると思います。
金曜夜のNY主要指数は、ダウを除き小幅ですが上昇、フィラデルフィア半導体指数も戻しています。日経先物も金曜日の現物引けに比べて小幅高。そろそろ落ち着いて欲しいものです。
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