本日の日本株市場は全般的に下がりました。しかしそれよりも重要でしたのは、トレンドの大きな変化の兆しがあったということでした。これが一時的ものなのか、構造的な変化となっていくのか。

 

日経平均、TOPIXともに1%超の下げ。しかし日経平均が26,000円より上、あるいは26,500円近辺であれば、また今日もランダムな値動きだったねというぐらい。

 

注目はこちら。東証マザーズ指数+2.0%。そしてTOPIXグロース指数-0.1%、TOPIXバリュー指数-2.3%。

個別銘柄を詳細に見てみると、ファンドが持っているようないい銘柄はむしろ弱く、しかし金利上昇相場の中で大きく値下がりしていた、高バリュエーション(PERが50倍以上だったりと、割高に見える)銘柄が、狙い撃ちされていたように大きく上げていました。下半期に入りマーケットの質がガラリと変わったのではないかと思わせるものでした。7/2のコメントで書きましたファンドの解約売りのようなものが、本日も出ているのだなということに加え、ファクター動向によってポートフォリオをがらっと変えてくるCTA的な主体が、買いのシグナルが出たのであろう高バリュエーション銘柄を機械的に買っていた感じだったのです。WTI原油先物が100ドルを割り、米10年国債利回りも3%割れとなり、インフレが抑制され来年中ごろには利下げ局面になるかもという観測が出てきた環境下で、デフレ・金利安(グロース優位)をいち早く織り込んできたような動きでした。そうした状況は来年後半の話なので、いくらなんでも気が早いような気がするのですが。。。

 

投資家にとって、そしてもちろん弊社にとっても、これは非常に重要な意味を持ちます。1月にインフレ・金利高(バリュー優位)を突然織り込みに行ったときは、この手の動きが1カ月続きましたので、今回もそうなるようであれば、投資手法を変えていかねばなりません。お客様自身の判断もそうですし、そして特に弊社は中小型株、特にグロース株を多く銘柄推奨をしていますので、マーケットの流れが単純にバリュー株からグロース株に戻ってきただけなら大歓迎なのですが、PERでみて割高な銘柄はあまり推奨しませんので、推奨方法を少し合わせにいかなければなりません。

 

トレンドが長期的に変化したのかどうか、こちらの判断には少なくともまだ数日はかかりますので、確度が上がり次第お伝えしていきたいと思います。そして変化している場合、これからはそれに合わせた投資推奨を行っていきます。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]