相変わらず米マクロ指標に振り回される日々で、先週木金はやや下げ止まり感があった日本株ですが、金曜夜の米雇用統計がまたしても強く、米金利上昇・インフレ懸念、米株年初来安値圏と、再びベアマーケットとなりました。

3連休中の米株の下げに比べ今日の日本株は、日経平均の-2.6%はややヘッジや新規ショートでのやり過ぎ感があるので置いておいて、TOPIXでみれば-1.9%、東証マザーズ指数で-1.2%と米株に比べ下げは小さくなりました。比較優位は続いています。

下はまだありそうですので、ここで買いというところではもちろんないですが、日経平均の26,000円割れというレベルであったり、木曜夜の米9月CPIで少しインフレが落ち着いたりと、何らかのきっかけがあれば、そこは少し買っていきたいですね。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]