米CPIといったイベント前には恒例の、リスクオフの売りが今回も観測されまして、本日の東京株式市場、特に中小型株は弱かったですね。日経平均-0.6%(26,237.42円)、東証マザーズ指数-2.0%(699.13pt、700pt割れでの引け)。

引けた後に日経平均先物は26,440円まで戻していましたが、これもまた恒例の根拠なき楽観だったようです。

米9月CPIは予想+8.1%のところ+8.2%で、特にコアは予想+6.5%のところ+6.6%と、1982年以来40年ぶりの大きな伸び。まだまだインフレは収まらないということになってしまいました。

日経平均先物は25,900円まで下げています。今のところ1%強の下げですので、そんなものといえばそんなもの。下値はメドは引き続き25,000円でみています。

米株の現物株市場が開いて戻してくれる期待もありますが、果たしてどうなるか。。。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]