米株強し、引き続き円安傾向、ということで本日の日本株も堅調でした。
日経平均が上昇するにつれ、後追い後追いになっているのは否めませんが、6/5には弊社想定の高値のメドを33,700円と上方修正しておりました。証券各社も34,000円としているところが多く、そろそろ一旦上値が重くなってくるところです。(本日の引け値33,476.58円)。ドル円も142円台後半まで来ており、昨年9月に24年ぶりドル売り円買い介入があった145円台が近いので、まだそこまでの円安余地はあるとはいうものの当然意識はされますから、更なる円安からの日経平均上昇というのもある程度限界がありそうです。
ただそうは言うものの、昨年は介入のあとも円安が続き10月には152円手前まで円安になったわけで、その期待もまだありますから日経平均も今のところ売り込まれる感じでもないんですけどね。どちらかというと、日経平均やTOPIXに急落されるよりは足踏みして頂いて、中小型株に循環物色というのが理想形です。ただ、決算発表シーズンでもあり、夏休みシーズンでもありと、神経を使いつつ買い圧力はそれほどないかもということで、難しいは難しい局面です。大幅に安くなったら買う、決算が良く継続的に上がっているものを買う、そうしたスタンス継続を推奨です。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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