本日の日本株は反落となりました。

昨晩の米9月CPIが想定よりやや強い数字で、株式指数先物が少し売られていましたし、その後の米現物株市場も少し下げていましたので、多少の下げはまあしょうがないかと思っていましたが、米株の動きから想定する以上の大きな下げとなってしまいました。

 

昨夜の当コラムコメントからの流れで言いますと、やはり昨日までの上げは米CPI発表というイベント前のショートカバーのフローが多かったんだなということで、今日は今度は売り直しの動きで下げが大きくなったところがありました。

一方、日経平均が-0.5%と、TOPIXの-1.4%と比較して小幅な下げに留まったというのは、円安の影響もありましたが少なくとも日経平均にはまだショートカバーが続いているのだということだと思います。ファンダメンタルズよりは需給中心で株価が動いていますが、その需給も少し売り買い入り乱れ気味ということで、昨日よりも更に上下の方向性が読みづらいマーケットになっています。

 

そして辛かったのが中小型株界。東証マザーズ指数は-3.6%と、そこまで売らなくてもいいのにという下げとなりました。大型株の下げの一因でもありますが、イスラエルが国連にガザ北部から職員退避を通告するなど、週末に向けてパレスチナ紛争が激化するであろうことを嫌気したリスクオフの売りがかさみました。東証グロース市場の売買代金も昨日より増えていましたね。

リスクオフ→中小型株の売りというのは、理論としては合っているのは合っていますが、毎回それでグローバル市場とはほぼ無縁な日本の中小型株が売られるというのがやるせないですね。良ファンダメンタルズ銘柄で大きく売られる銘柄も目立ってきているので、いい銘柄を安く買うチャンスではあるものの、上がるきっかけが出来るまではガツっと買うのもなかなかできず、保有株の値下がりも含め我慢の時間帯が続きます。ここは耐えていきましょう。

東証マザーズ指数が今月初(10/4)の安値677.80を割ってしまうかどうかに注目しています。(今日の引け値683.24)。

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]