昨日夜遅くに日経新聞にて「日銀が10年国債利回りの1%超を容認」と報じられ、金利高、円高を嫌気してNY時間で先物が売られて日本時間に帰ってきましたので、日本株は朝は小安くスタートし、そのまま静かな動きでランチタイムを迎えました。
日銀金融政策決定会合の発表が12時過ぎにありましたが、「1.0%を柔軟化」という絶妙な表現をポジティブに捉え、朝強かったのに発表後一旦売られた銀行株が再び上昇するにつれて、日経平均+0.5%、TOPIX+1.0%、東証マザーズ指数+1.2%と、主要指数はプラスで引けることとなりました。
昨夜から先物を中心に値幅が大きかったわけですが、ほぼ想定通りな日銀の発表で小幅高と、昨夜のNY株の動き(S&P500指数で+1.2%など)を考えると、最終的には米株の動きに沿った動きだなといった感じでした。結局のところ、一昨日と何かが変わったわけではありませんね。引き続き米金利、米株次第のマーケットです。
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