ASMLショックが無ければ昨日の時点でそうなっていたはずですが、今日の日本株はやっと落ち着きを取り戻し、日経平均+0.3%、TOPIX+0.5%と反発となりました。ただG7において、過度な為替の変動は経済に悪影響を与えるとした内容が共同声明で再確認され、ドル円が一時153円台となるなど若干円高ドル安傾向なことを嫌気したか、本格的な上昇とはなりませんでした。
バフェット氏の経営するバークシャー・ハサウェイによる円建て社債の発行額が、大規模なものになるとのによる報道もあって、現在投資している商社株や、注目しているとされる銀行、保険などの株が上昇しておりましたが、全体相場を盛り上げるには至りませんでしたね。今月初からの急激な下げの傷が心理的なものも含めて大きく、反発初日ではリスクを取って積極的に買いに出るということにはなりません。明日も堅調なマーケットなれば、来週GW前に一勝負できそうですが、果たしてどうでしょうか。
グロース250指数は+1.5%(引け値659.87pt)とこちらも反発となりました。昨日コメントしました弊社想定サポートレベルの650ptを少し割り込んでから上昇を見せ、一安心といったところです。買い増しはできましたでしょうか。ただ、後場寄ってからは引けにかけてズルズルと下げる展開で、下げ止まって本格反騰局面へといった感じではありませんでしたね。まだ警戒しながらの個別銘柄プレーで凌ぐ局面が続きます。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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