今日の日本株は、日経平均+3.4%、TOPIX+2.4%、グロース250指数+3.3%と大きく上昇となりました。

久しぶりに半導体株(アドバンテスト+9.2%など)、大型景気敏感株(IHI+10.3%など)が揃って買われるいいマーケットでしたね。ソフトバンクG+8.0%、さくらインターネット+18.3%というのも目を引きました。

 

日本株は昨日既にイベント前下げ、ハリス下げをやっていまして、そこで昨夜注目の米8月CPIはちょい強ぐらいのちょうどいい数字で米株が強かったため、昨日の下げ分+米株の上げ分ということでの大幅上昇となりました。

今日のところは最近ちょっと壁になりつつある日経平均37,000円、ドル円143円で頭打ちになりましたが、明日メジャーSQ明けで需給が整理されてからの上昇再挑戦ということになるかと思います。

 

中小型株は、QPS研究所-17.4%、ispace-3.0%もありましたが、昨日弱かったGENDAが反発し売買代金1位で+10.3%、ANYCOLORからの連想買いかカバー+8.9%、ハリス銘柄のエヌ・ピー・シー+9.4%、契約のニュースがあったアストロスケール+10.9%など主力が強く、銘柄ごとにパフォーマンスのばらつきはありましたが全体いい雰囲気でしたね。

 

日本株の基調の強さは継続です。

 

ただ昨日の米8月CPI発表直後からの日経平均先物の動き(上げて、大きく下げて、大きく上げて)に見るように、下ではサポートは入りはしますが、変動少なく安心できてプレーできるという感じの市場環境ではありませんので、下げるかもしれないといった警戒はまだ必要です。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]