先週金曜日の米雇用統計発表を無難に超え、今日はすっきりリバウンドの日であるべきでしたが、150円割れしていたドル円に下に引っ張られ、しかし日経平均の39,000円割れでは買いが入ってきとフラフラし、終わってみれば日経平均+0.2%、TOPIX+0.3%の小幅高でした。まあ上げたのでとりあえずは良しですが。

 

韓国株が下がっているのでそれも気になったところでしょうが、引け後に中国が金融政策スタンスを「適度に緩和的」へ見直したことで、現在は円安、株高方向に向かっています。

材料がないなか、今日は久しぶりにアジア株動向で動いた日ということになりそうです。

 

全体の基調は変わらず上方向と見ています。

 

グロース250指数は+1.4%でした。

最近はちょいちょい無かったりするイベント明けの中小型株の買いが、今日はちゃんと入って良かったです。

 

相変わらずフィスコ+29.0%、セレス+9.9%など暗号資産関連や、カイオム+11.8%などバイオ株が派手な動きをしていました。

東証グロース市場の売買代金がギリギリでしたが1,000億円割れとなり、見た感じはエネルギー不足でしたが、上記派手系銘柄以外にもカバー+5.6%、フリー+6.3%といった主力にも買いが入っており、良ファンダメンタルズ銘柄の強いものが目立ちと、それほど悪い実態ではなかったです。

先週金曜日にコメントしたアストロスケールも+5.4%と強く、上まで引っ張れそうな雰囲気ですね。

 

商いが増えてくれればもっといいのですが、とりあえずは中小型株の明日に希望が持てる今日の展開でした。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]