昨日引け後の”中国が金融政策スタンスを「適度に緩和的」へ見直し”のニュースが効いて中国関連銘柄が買われ、また韓国株が反発したこともあり、日経平均+0.5%、TOPIX+0.3%と小幅ながら続伸しました。
日銀利上げ観測が後退し、ドル円が151円台半ばとなっていることも支援材料でした。
東証プライム市場の売買代金はやや増えましたが4兆円弱に留まり、相変わらず盛り上がりには欠けています。今週から来週にかけての中央銀行ウィークスで動けない感じですね。年末に無理しなくてもというところもあります。
中国景気回復を期待してグローバル景気敏感株が上昇しました。卸売業指数(商社)がセクターのトップパフォーマーで、三井物産+3.4%、住友商事+2.5%などと買われました。JFE+1.8%など鉄鋼株、トヨタ+1.3%など自動車株も強かったです。
ソニーが+4.1%と、TOPIXコア30を含め、指数を上に引っ張っていました。ゲームを含めたIP戦略が評価されているようです。株価は高値圏ですが、最近の買われるものしか買われない流れ的にはまだ上はありそうですね。注意は必要ですが。
グロース250指数は-0.4%と、中小型株は反落しました。
昨日のイベント明けの買いが続かず、今日は全般的な需給がまた悪くなっていましたね。
ただカバー+1.4%、アストロスケール+3.8%と主力の一角は昨日に引き続き強く、新規IPO銘柄で悪いニュースがあって下げていたTerra Droneが+4.9%と反発と、相場が崩れている感じはしません。
GENDAは-2.9%と下げましたが、決算前のリスクオフの影響と思われ、決算はほどほどの数字の陽でしたので、明日以降のリバウンドが期待されます。
フィスコ+26.3%など暗号資産関連はまだ全般的には強かったです。
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