昨日想定した通り、今日金曜日月末は大きな動きのない静かなマーケットでした。

主要指数は日経平均+0.1%、TOPIX+0.2%、グロース250指数-0.3%で引けました。昨日と同様、若干の大型株優位でした。

東証プライム市場の値上がり銘柄比率は36%と5割を切り、全般的な盛り上がりは全くありませんでした。

 

日銀の利上げ警戒感の高まりともに、円は一時153円台までの円高となりましたが、それでも日経平均は一応プラス、39,500円をキープしての月末引けは、来月に期待を残す良い終わり方でしたね。

 

IHI+4.3%、日立+4.6%、三菱重工+2.8%、川崎重工+4.1%と、防衛・重電株が引き続き戻りを試しています。

好決算を発表したNECが+18.4%と大幅高でした。一方、市場予想を下回る決算を発表したオリエンタルランドは-5.3%と下げました。

 

中小型株は大型株よりも更に静かでした。

好決算組では、住信SBIネット銀行9.6%が目を引きました。

値動き激しい系ではnoteは+12.9%と大きく上げましたが、レナサイエンス-26.2%、Heartseed-10.8%、ABEJA-10.5%など大きく下げる方が目立ちました。

 

大型株、中小型株ともに、来週からの新たなマーケットに期待というところです。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]