昨晩の米株がS&P500-2.7%、ナスダック総合指数-4.0%と大幅安でしたので、日本株も日経平均が一時36,000円割れ(前日比-2.8%)まで売られましたが、36,000円という切りのいい数字で売りが止まったのか10時半くらいから反転。引けまでは一本調子の上昇となり、日経平均-0.6%、TOPIX-1.1%まで戻して引けました。
個別銘柄も寄ってすぐまでは昨日までと同じ流れで、年初からよく上がっていたものが大きく売られ、そうでないものはそれなりの下げなり上がるなりといった動きだったのですが、日経平均が上昇するとともに、その逆の見慣れた動きに戻っていきました。
36,000円はサポートとなるべき水準であり、先日オーバーナイトで先物で売られた時も近辺で下げ止まったところでもありですし、個別銘柄の動きが正常化した(ファンドの売り的なものが止まった)ので、一旦下落局面の終わりを期待したいところです。
下げの主因は米株、というか米トランプ大統領の政策懸念ですので、それはどうにもし難く警戒は続き、上下の方向性に賭けるのは難しいですが、個別銘柄の動きが明日も正常なようであれば、ポジションを少し増やして良さそうです。
グロース250指数は+0.4%と、今日も大型株にアウトパフォームし、さらにはプラスでの引けとなりました。
売買代金上位に主力株が並びましたがまちまちな動きで、カバーが-9.2%なのにトライアル+13.7%、BASE+12.3%、GNI+2.2%、そしてアストロスケール-6.3%と、やややりづらいところもありました。
個別銘柄の動きとしては昨日より少し信頼度が落ちる感じでしたが、東証グロース市場の売買代金は2,100億円と大商いであり、中小型株も少しポジションを増やしていくべきところですね。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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