米自動車関税の負担軽減や、米と各国との貿易交渉成立近しといったニュースがあり、安心感が広がって日経平均+0.6%、TOPIX+0.6%と上げ、日経平均は5連騰、TOPIXは6連騰となりました。

 

ただ、全体高というよりは、どちらかというと決算発表シーズンを控えて個別要因での動きが強くなっています。

 

今日は半導体子会社(ソニーセミコンダクタソリューションズ)の上場を前提としたスピンオフ検討が報じられたソニーが、+7.1%と非常に強かったです。

非上場化前提の買収案検討で月曜日に大きく上昇した豊田自動織機は、今日も+3.3%と上げました。

一方、お昼休みに市場予想を下回る決算を発表した商船三井は、売買代金1位の大商いで-10.1%と沈みました。他の海運株も、日本郵船-4.4%、川崎汽船-2.3%と下げました。

 

グロース250指数は+0.7%と上げ、中小型株も大型株と足並みをそろえる感じで上昇しました。

主力でカバー+5.4%、ispace+3.4%という強いものもありましたが、売買代金上位にココナラ-8.4%、ZenmuTech+4.9%、売れるネット+29.0%、Heartseed+16.9%といった感じで、値動き激しい系のものが多く、分かりやすい全員参加型的な上昇ではありませんでした。

 

中小型株も大型株同様に個別要因での動きが大きく、腕があればデイトレで儲けられるが、そうでなければ指数でのプレーもしくは様子見といった方が安全なマーケットが続いています。

 

 

 

 

 

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