イスラエルイラン軍事衝突に関して米国が直接介入する可能性が嫌気され、昨夜の米株は下げましたが、米国以外の国にとっては早期決着の可能性が高まったという意味である程度ポジティブであり、日経平均+0.9%、TOPIX+0.8%と続伸しました。

日経平均は38,500円の壁(売り圧力)を超えて38,885円で引けました。ここを超えて上に行ければ更に上へと勢いがつくのですが、まだまだ中東リスクは大きいですのでガッツリ買いは入ってきづらく、様子見的な感じが続きそうです。

 

半導体関連銘柄が今日も商いを伴って強く、売買代金1~3位でアドバンテスト+1.2%、レーザーテック+4.8%、ディスコ+0.5%でした。

4~5位がサンリオ1.2%、任天堂+6.6%でした。バンダイナムコ+2.5%、スクウェア・エニックス+4.4%とゲーム株も強く、IP銘柄人気でもありますし、リスクオフで景気敏感ではない銘柄群への循環物色も感じられました。

 

グロース250指数は+0.1%と、今日の中小型株は一服気味でした。

 

レナサイエンス+17.2%やZenmuTech+14.6%と変わらず強い材料株系、直近IPO銘柄系の銘柄もありましたが、ずっと強かったエス・サイエンス-19.0%、データセクション-17.7%、リミックスポイント-6.4%、Heartseed-5.6%、TENTIAL-3.0%といった感じで大きく下げた銘柄のほうが目立ち、今日は利食い売り先行の日となって、全体の雰囲気もあまり良くはありませんでした。

 

ただ昨日コメントしたような、良ファンダメンタルズ銘柄へ資金が向かう流れは続きまして、弊社推奨銘柄のパフォーマンスは、予想通りストップ高した1銘柄を除いても良好でした。

弊社にとっていい流れが来ておりますが、これからまだまだ続きそうです。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]