あまり大きく注目されていなかった米FOMCは、想定通り政策金利据え置きで通過しました。

そうはいってもイベントではある米FOMCの前であり、今晩の米株式市場休場の前でもありで、昨日の日本株の上げは海外投資家のリスク減らし的ショートカバーでの上げだったようで、今日は日経平均-1.0%、TOPIX-0.6%と息切れ気味に反落しました。

日経平均は38,488円安値引けと38,500円割れでの引けとなりましたが、引けの売りプログラムによるものであり、期待される38,500円サポートが切れたという判断にはなりませんので、今日のところはまだ上方向目線は継続して良さそうです。

 

グロース250指数も-0.6%と下げ、中小型株の一服感が続きました。

 

ただ東証グロース市場の値上がり/値下がり銘柄数比率は49%/45%となっていて値上がり銘柄の方が多く、時価総額の高い銘柄は売られ気味でしたが、それ以外のところに資金が回っている感じであり、良ファンダメンタルズ銘柄プレーヤーには悪くない日が続きました。

悪くないというか、むしろ良かったです。リサーチのコラム推奨銘柄(ポートフォリオ)は、今日も上昇となりました。

 

贅沢を言えばもう少し円高気味になってくれた方が、中小型株全般にはいいのですが、中東リスクを感じつつも悪化しないこれくらいの状況は、中小型株にとってポジティブです。

まだしばらくは楽しめそうかなと思っています。(ただ週末リスクはありますので、ある程度ほどほどに。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無料メルマガ登録

無料メルマガでは、プロが選んだ推奨銘柄やマーケットコメントなど、株式投資をする上で役に立つ情報を配信
ご登録は、以下にメールアドレスをご入力ください:

個人情報保護方針を確認し、同意する。

The following two tabs change content below.

ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]