米関税政策の緩和(米中合意や関税一時停止延長)や米利下げに対する期待が高まり昨夜の米株は上昇し、本日の日本株は日経平均+1.4%、TOPIX+1.3%と続伸しました。

 

日経平均は40,150円と、4万円を超えての引けとなりました。

きっかけが何かどれかというのはいくつかあって定かではありませんが、ともかくグローバルリスクが収まって好需給が走り始めると、止まるまでとりあえず上がり続ける、そんな感じです。

昨日と同様のコメントになりますが、需給が良くまだ上が楽しめそうだけれども、地政学リスクと円高警戒は続く、というところです。

 

今日も半導体関連銘柄は商いを伴って強く、ディスコ+7.5%、レーザーテック+1.8%、東京エレクトロン+4.3%、ソフトバンクG+2.5%、フジクラ+2.1%と上げました。

防衛関連銘柄も強く、三菱重工+2.7%、川崎重工+6.1%、IHI+4.9%、日本アビオニクス+5.2%、シンフォニア+8.9%と上昇しました。

自動車株(トヨタ+2.9%、ホンダ+3.0%など)、エンタメ株(サンリオ+3.2%、任天堂+1.7%など)、非鉄金属株(住友金属鉱山+6.9%、三井金属+5.9%など)の強さも目を引きました。

 

グロース250指数は-1.0%と、今日も中小型株はさえませんでした。

 

大型株に買いが集まる状況で、今日もサンバイオは-9.2%と大きく下げ、材料株系も大きく下げるものが目立ち、中小型株界全般に売りが売りを呼ぶ的な展開となってしまいました。

中小型株は来週の仕切り直し待ちです。

 

今週もお疲れさまでした。

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]