昨日は米国株市場、そして韓国株市場でも悪い材料が重なり、日本株自身の高値警戒感も強かったことで、日経平均は-2,500円を超える大幅安でした。7万円の大台をあっさり割り込み、引けは69,788円。久しぶりのやや大きめの下落で、正直びっくりはしました。

ただ、いつかはあるだろうと覚悟できていた下げですし、暴落というほどのものでもありません。

売り買いともに取り立ててやることはなく、ある意味、見ているだけの一日でした。

 

そして本日の日本株は、日本時間あす朝に控えるマイクロン・テクノロジーの決算待ちということで、半導体・AI・データセンター関連は引き続き売られ気味の地合いでした。

日経平均は一時1,300円を超えて下げる場面もありましたが、そこから次第に下げ幅を縮め、終値は69,174円(-0.9%)。TOPIXは-0.7%でした。

 

下げはしましたが、キオクシア(+0.2%)が反発してプラスで引けたように、押し目買いもしっかり入ってきています。ソフトバンクG+1.3%、イビデン+1.6%、村田製作所+0.2%もプラス。

そしてむしろ印象的だったのは、超”ハイテク”ではないパナソニック+5.3%、ソニー+2.9%といった、少し古いタイプの電機株の上げでした。

 

中小型のほうに目を移すと、グロース250指数-0.2%はそれほど下げず、雰囲気は悪くなかったですね。

 

直近IPOのGOが+10.7%、昨日上場したばかりのLiNKXが+21.8%のストップ高と、久しぶりにIPO銘柄の強さが見られました。

材料が出ていた銘柄も含みますが、トライアル+8.3%、タイミー+2.6%、データセクション+2.7%、フリー+2.9%といった主力どころが強く、中小型株全体の反発を期待させる動きでした。

 

ただ、スペースXがしっかりしないこともあって宇宙関連は弱く、アストロスケールは+0.5%でしたが、QPS-2.3%、Synspective-2.0%はマイナス。QDレーザ-4.3%、フェローテック-7.5%、AIメカテック-2.1%など半導体関連の下げも大きめで、バイオ関連(サンバイオ-1.7%など)も安いという状況。

 

東証グロースの売買代金も前日比大きく減り、全体としてパワー不足は否めない感じでした。

中小型株はいったん、明日大型株が持ち直してからの資金循環待ち、という形になりそうです。

 

明日朝のマイクロン決算は、その後の日本株が大きく下げるようなら買いのタイミングをうかがうところですし、逆に上げるのであればイベント通過ということでついていく、という感じでみています。


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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]