日経平均は前週末比2.1%高の66,399円。一時は1,600円を超える上昇で、終値の上げ幅は1,378円でした。
TOPIXは+0.6%。
先週金曜日の米雇用統計は数字としては強く、金利の上昇が警戒される内容でしたね。
9月の米利上げ確率は6割前後まで高まりましたが、トランプ米大統領がFRBに利下げを求め続けていることもあり、そこから利上げ加速への警戒が膨らむことはありませんでした。米SOX指数も高かったです。
さらに、ベッセント米財務長官の度重なる発言で、日本の財政悪化や長期金利の急上昇への懸念は後退しています。
「良い」円高も進んでいる(円は対ドルで155円台後半まで上昇)とあって、半導体関連を中心に日本株は買いやすい雰囲気でした。
そんな中、今晩のNY市場が休場ということで、外部要因による売り圧力も薄い。するすると上げていった、という一日です。
主役はやはりAI・半導体でした。
先週公開されたOpenAIのAIモデル「GPT-6」(Astra)への性能評価が高く、出資するソフトバンクグループが+11.2%の高値引け。キオクシアは+9.3%でした(売買代金は1兆8,000億円台)。
東京エレクトロン+4.7%、アドバンテスト+4.2%、イビデン+8.4%、レーザーテック+7.3%。
日経平均への新規採用が決まったKOKUSAI ELECTRICも+7.6%と買われています。
反対に、除外が決まったコニカミノルタは-5.7%と4日続落。採用を見送られたFOOD & LIFE COMPANIESも失望売りで-5.1%でした。
東証プライム市場の値上がり比率41%、売買代金8兆円で先週末比-3.5%と、全体が盛り上がったわけではありません。
業種では銀行や保険、医薬品が安くなりました。
一方、グロース250指数は-0.7%と反落。
先週金曜日に上げすぎた反動もあるでしょうし、半導体関連主導の相場になるとこうなるのは仕方ない面もあります。
ティアフォーが-16.1%と大幅安で、自動運転で下げるものが目立ちました。一時買われていたTerra Droneもマイナス引け、GOも-10.5%です。
直近IPOのエブリー-17.4%、ビーエイブル-9.3%、チャットプラス-7.3%なども大きく下げて、これまで中小型株を引っ張ってきた株が崩れましたね。
ただ、東証グロース市場の売買代金は5,500億円超の大商いです。
オンコリスバイオファーマ+7.7%、アストロスケール+3.8%、QDレーザ+5.0%といった主力や、材料系のアスタリスク+13.9%が買われました。
東証スタンダード市場でも、豊和工業がストップ高の+26.5%、名村造船所+5.8%。半導体系ではAIメカテック+10.8%、精工技研+6.4%、フェローテック+8.0%が大きく上昇しました。
中小型株にも資金はまだ集まっていて、ここは素直にポジティブと見ています。
今週は米国のPPI・CPIが控えていて、週半ばからは動きにくくなりそうです。明日は5年利付国債の入札もあります。
あとはメジャーSQをにらみながらのプレーとなります。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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