今日の日経平均は-1.4%の62,188円、TOPIXは-0.9%の3,895ポイント、グロース250指数は-0.6%の769ポイントでした。

 

米中間選挙で上下両院とも民主党が過半数を握る見通しが強まり、AI規制への警戒から半導体関連主導で売られ、日経平均は一時4.8%安の60,030円と、6万円の節目まで30円に迫りました。

ただ、1時半過ぎから引けにかけて急速に戻し、終値では893円安まで下げ幅を縮めています。

 

元々民主党優位とみられていて、米株も日本株も下げはある程度織り込んでいましたし、イベント通過後は反発という見方も強かったです。

なのでいったん下げてから反発すること自体は不思議ではなかったですが、その前にここまでの大幅安になったのが驚きでした。

 

反転のきっかけははっきりとはしませんが、13時30分過ぎから超大型株への買いが入ってきた感じです。

トランプ米大統領があっさりと選挙結果を受け入れ、民主党と協力する姿勢を示したことで、過度な政治的混乱は避けられるとみた買いだったのではないかと思っています。

 

ただ、戻したとはいえ、キオクシア-5.4%、太陽誘電-8.3%、村田製作所-4.9%、フジクラ-5.6%と、引け時点でも下げの大きいものが目立ちます。

アドバンテスト-3.4%、東京エレクトロン-3.4%、ソフトバンクグループ-3.2%と比べても、住友電工-7.2%、パナソニックホールディングス-6.4%、ディスコ-5.7%の下げは大きく、業種では非鉄-4.9%、電気機器-2.4%が下位でした。

昨晩(開票結果が判明する前ですが)のSOX指数も+2.6%と5営業日ぶりにそれなりに大きく戻していましたので、ちょっとこれは苦しいですね。

KOSPIは+0.6%とプラス圏まで戻しており、日本(特に半導体)株の一人負け的になっているのが不安材料です。

 

強かったのは、空運+3.8%、陸運+1.0%、小売+0.6%など、普段あまり日が当たらないセクターです。

日本航空+4.8%、ANAホールディングス+2.9%は原油の急落も追い風で、ヤマトホールディングス+11.5%、ファーストリテイリング+2.7%、任天堂+2.5%も上げました。

 

不動産も+1.6%と、米長期金利の低下が好感された形です。

場中に決算発表が相次いだ大手商社では、1兆円を上限とする自社株買いを発表した三菱商事が+7.9%の高値引けと気を吐きました。

 

大きなイベントを1つ越えたところで、明日大きく上昇してくれれば、年末高への期待はさらに高まりそうです。

明日の動きが非常に重要です。



 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]