先週末の米株が弱かったので、本日の日本株も弱いスタートとなりましたが、136円台まで進んだ円安が好感されたのか、日経平均もTOPIXもほぼ変わらずまで戻して引けました。良くも悪くも日本株は膠着状態が続きます。
今日も心配だったのは中小型株でした。先週金曜日と同じ傾向で、JPX日経中小型株指数はプラス(+0.2%)、東証マザーズ指数はマイナス(-1.7%)となりまして、ファンダメンタルズの何かで動いたというよりは、大型株同様にバリュー株が買われ、グロース株が売られる傾向が、指数のパフォーマンスの違いを生んでいたように思えます。CTA系のファクターによるリバランスが今日も続いていたようですし、売買代金も更に減少気味とあって、下げるものは大きく下げる苦しい展開となりましたね。
マーケットがもう少し盛り上がるまでは、こうした苦しい状況が続くかもしれませんが、かと言って急いで売る局面でもありません。バリュー系、グロース系の銘柄ともにパフォーマンス取れてるものは利食いを急ぎ気味にし、買いタイミングはもう少し待って、という感じで凌ぐところでしょうか。明日明後日で月末月初を超えて、ポジティブな変化が出てくるのを待つ感じです。引き続きグロース系が売られる流れが続くようであれば、ポジションを落とし気味にしなければならない展開となります。
ポートフォリオマネージャーつぶやき
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