昨夜の米株市場が堅調だったこともありまして、メジャーSQ明けの日本株は、大きく上昇となりました。

デリバティブ、特にオプションの大きなポジションが解消されるため、ネガティブガンマの影響がなくなったことにより、スッキリするよりむしろ上昇圧力の減退になるかもという一部の懸念をよそに、普通にスッキリ上昇となりまして良かったです。まだ上方向でいきそうですね。

 

中小型株市場は、一昨日の逆の昨日の逆、という感じで強い動きとなりました。東証マザーズ指数や東証グロース市場指数は+0.5%と、日経平均の+2.0%に見劣りしているし、値上がり銘柄数などもやはり大型株指数に比べ少なかったですが、優良個別銘柄には大きく上昇するものが多く、強いという感覚のほうが強かったです。こうした、数字では分からないというか、むしろ逆のことも分かるような感覚は、トレーディング出身のポートフォリオマネージャーの生の感覚でして、そうした情報をお伝えできるのが弊社助言の強みだと思っています。

 

来週は米FOMCを含め、日米欧で政策決定会合が開かれる中銀ウィークとなります。波乱は想定されておりませんが、一応注意しつつ、そして何もなければ上昇トレンド継続を後押しするものでもあるということで、引き続き上目線で攻めていくところですね。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]