日経平均でいうと配当落ち分が220円程度(0.7%程度)ありましたので、理想的には配当落ち埋めでプラス、そうでなければ-0.7%程度の下げであれば許容範囲、と思ってみていたのですが、結果は-1.5%と再度の下げとなってしまいました。一目均衡表の雲を明確に下抜けしてしまい、良くないチャートになりつつありますね。

 

また今回も、31,200円辺りがサポートになってくれるかどうかが、底割れしてしまうかどうかの判断基準となりそうです。サポートされる、あるいはそのレベルに近付くことなく32,000円回復となれば、中間期末あけの来週以降は少し上目線で見れる感じになりますので、それに期待したいです。

 

ただ、今日の11時過ぎから12時過ぎにかけていきなり400円程度(1.2%程度)急落するような売り圧力があったり、いまだくすぶる中国不動産市況懸念、するすると上がる原油価格、そしてなにより終わらぬ米金利高懸念と、悪い話ばかり目立つのも確かで、下方向の警戒も必要です。いまのところは日本株のしぶとさも見えていますので、急落に備える局面ではないと思っています。

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]