韓国で昨夜から今朝にかけ一時戒厳令が敷かれ心配されましたが、政情不安は残っていますが戒厳令そのものは6時間で解除されましたので、日本株はなんということはなくただまあ今晩の米経済指標を待つので動けずで、日経平均+0.1%、TOPIX-0.5%と小動きでした。
リスクオフであり、日銀が年内の利上げを見送るという見方の台頭ありで債券が買われ利回りが低下し、銀行業指数が-2.3%とワーストパフォーマーとなり、TOPIXを押し下げました。
ドル円はリスクオフの円高局面もありましたが、150円サポートがしっかり入り、円安方向に戻しています。
グロース250指数は-1.3%と、中小型株全般下げました。
今日は中小型株の日だったはずですが、リスクオフでとりあえず売られるのは中小型株ですので、今日も対大型株で冴えませんでした。
ただ東証グロース市場の上昇銘柄比率が26%と、東証プライム市場のそれが19%だったのより上だったのが、少し明日への希望の光ではありました。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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