昨夜も米株はナスダック総合指数マイナス、S&P500指数プラスで引けまして、対応して今日の日本株は日経平均-0.1%、TOPIX+0.3%となりました。

AI向け半導体の販売規制を嫌気した売りが続き半導体株は弱く、日銀の追加利上げ観測高まりにより銀行株が買われました。
GPIFの売り、もしくはそれによるセンチメント悪化での売りは今日は出ていなかったようですね。東証プライム市場の売買代金も3.9兆円に減少し、売りも買いもないといった感じでした。

 

年初から変なやられ方をしたくないということで、来週のトランプ米次期大統領就任、日銀金融政策決定会合、あるいは再来週の米FOMCまでは動かないと決めている機関投資家も多いようです。

個人投資家による新NISAの買いも盛り上がりを欠いています。

 

しかしともかく日経平均が38,000円を割らないうちは、いいものを少しずつ買っていけばいいところです。

 

グロース250指数は-0.9%と、大型株指数に劣後して下がりました。

中小型株選好もちょっと一服といった感じでした。

 

昨日決算発表の銘柄も多かったですので、そちらに集中したというところもありそうです。

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]