始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

[今回の内容]

1)TOPIX1月リバランス|リバランス日1/28

2)主なインデックス・イベント一覧 

3)TOPIXプライム移行スケジュール

 

1)TOPIX1月リバランス|リバランス日1/28

1/11夕方に公表された新市場区分・・・大方の予想を大きく外れ、現在東証一部ではない銘柄(東証2部、マザーズ、JASDAQ)の中から、プライム指定される銘柄は一銘柄もないという事となった。もちろん、1/11公表時点では審査が間に合っていないケースもあり得る為、引き続き、プライム指定となる銘柄が出現する可能性は残しているが、あるか無いかハッキリしないイベントに期待する訳にはいかないので、新規プライム指定銘柄は、その都度お知らせするレベルにとどめておきたい。

 

相場展開の方は、年初からの小型株の下落が直撃し、特にマザーズ中心に非常に厳しい展開となり、2022年は厳しいスタートとなった。

 

一方、4-6ー月決算銘柄FFW変更に関しては、概ね想定通りの数値となった。

概要としては、TOPIXパッシブ全体で500億円弱のリバランス。尚、リバランスにおいては、売り方向にTOB銘柄も含めた。

これは、ETFなどの投信はTOPIXスケジュール通りに売買する事、また年金の一部も同様である事などを勘案して、計算上含む事としている。

通常、この段階ではTOB銘柄は値段が大きく動かない&ADVは気にしなくて良いので、これらの銘柄を売買する必要はない。

また、実際のリバランスでは、300億円弱の売り超過リバランスであるが、TOPIX現物ポートフォリオより先物を充当する方が現実的なので、差し引き見合いの買いはTOPIX先物として計算している。足元の値動きは、新規採用のネットプロがけん引し、順方向の展開となっている。

▼売り方向:TOB銘柄、FFW↓4716日本オラクル、自己株償却3632グリー、6326クボタ、7951ヤマハ

▼買い方向:新規採用7383ネットプロ、FFW↑6728アルバック、2678アスクル、2154夢真

【TOB銘柄覚書き】

1448スペース/ポラリス・キャピタル・グループ傘下のSPC、PTCJ-2ホールディングスによるTOB

1881NIPPO/ゴールドマン・サックスが出資するSPCのロードマップ・ホールディングスによるTOB

2698キャンドウ/イオンによるTOB(上場維持型)

7862トッパンF/凸版によるTOB → 上場廃止・整理銘柄へ

【TOPIX 4-6月決算銘柄FFW&月末リバランス】

この続き:952文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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