始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書

 

[今回の内容]

1)フロー動向

■投資主体別売買状況・現先合算・・・6月第3週、海外大幅売り超、現先合算1.7兆円

2)TOPIXリバランス

■TOPIX_6月リバランス(6/29)・・・6/20以降では、リバランス・スプレッドの順方向への動きが目立っている。

3) その他のインデックス・イベント

■東証REIT Core定期見直し6月RB(6/29)

■ETF分配金捻出オペ・・・7/8に売りが集中、先物中心で約1兆円の売りとなろう。

その他

4)主なインデックス・イベント一覧

 

1)フロー動向 

■投資主体別売買状況・現先合算(6月3週)-海外投資家は4週ぶりに大幅売り越し 個人は5週ぶりに大幅買い越し

6月第3週(6/13~6/17)の現物と先物の両取引を合算した投資主体別の売買は、海外が現物、先物合算で4週ぶりに大幅(1兆7200億円)売り越し。

一方、個人は現物、先物合算で5週ぶりに大幅(1兆290億円)に買い越した。

同週の日経平均は5週ぶりに下落、米国ではFRBが0.75%の大幅利上げを実施、英イングランド銀行など主要国で金融引き締めの動きが広まった。

景気悪化懸念が強まり、リスクオフの動きが加速。週末には節目の26,000円を割り込み、週間ベースで1,800円超の下落となった。

海外投資家は6月第2週までの買い越し基調から一転、現物と先物ともに大幅に売り越した。

一方、個人は下落局面での逆張りの動き、現物・先物とも大幅買い越し。事業法人は自社株買い継続、現物の買い越し(2,700億円)が続いている。

また日銀によるETF買い入れが13日と17日の2回実施されたこともあり、自己は先物を買い越した。

 

2)TOPIX リバランス

■TOPIX_6月リバランス(6/29)

・7-9月決算銘柄FFW見直し(4/7公表、6/29RB-3)

・TOPIX FFW↓特定投資株(4/7公表、6/29RB-3)

ü  4・5・6月各回ターンオーバー片側6千億円前後、3回合計片側約1.8兆円弱

ü  4月分(4/27RB)は、後場から順方向の動きが顕著

ü  5月分(5/30RB)は、後場寄りピークから14時過ぎまで利確、一時逆方向、その後↑に転じ順方向で終了(引けピンポイント↓)

ü  ターンオーバー片側99bp・6200億円

ü  買い方向でグロース色が強い、買い方向は米株株感応度が高い、買い方向でやや大型寄り

ü  業種の片寄りは、売り方向=輸送機、卸売、陸運、不動産、銀行、保険/買い方向=情報通信、電機、精密、他製品

ü  筆頭銘柄:トヨタ・商社vs NTT・ソニー

ü  自己株消却分の売り需要は計500億円弱ある為リバランス金額が過去比で上振れ、6178郵政(100億円)、8601大和(80)・・・

【ヒストリー】

6/1  V>G、NT↓、Mid優位、業種効果などが重なりRB・SP↓特に変化の無いまま終了。TOPIX5月分&MSCI通過で疲労感・・・

6/2  逆方向継続、とくに目立った動きは見られず。

6/3  外部環境で順方向。

6/6  終日逆方向、目立った動きは観測されず。

6/7  終日逆方向、目立った動きは観測されず。

6/8  前日引け後公表FTSE Blossom RBでは、買い方向で不動産、卸売、輸送機と当該RBと逆向き、結果RBSPは、FTBL↑でTPX↓

6/9  特に目立った動きもなくジワリ逆方向拡大

6/10自然体で逆方向拡大

6/13 この週は基準日を控えたFTSEが優先されやすい。FTSE系で順方向目立ち、結果、TOPIXリバランスは逆方向。

6/14 V>GでTOPIXリバランスは逆方向、FTSE、FTSE JSRは順方向。

6/15 TOPIXリバランスは逆方向継続、3月末以降でほぼフラットに。

6/16 TOPIXリバランスは逆方向継続、3月末以降で若干マイナスに転じる。

6/17 TOPIXリバランスは逆方向継続、FTSEはBlossomの引けの逆方向が目立った。

6/20 TPXリバランスSPは久しぶりの順方向、FTSE通過、卸売下落が効いた。引け後、月末調整公表、影響軽微。

6/21 ほぼパラレルの中、若干順方向。月末調整公表通過で実需が動きやすくなる。

6/22 朝方モミ合いから順方向、ジワリ順方向拡大。売りセクター卸売の下落が効いた。過去5営業日では、ほぼフラットに。

6/23 終日順方向、4営業日連続。

6/24 グロース>バリュー、NK225>TOPIXなどを背景に、リバランスSPは大幅に順方向、ほぼ高値圏で終了。

【金額上位(騰落率:5/30比】

この続き:834文字
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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。