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[今回の内容]

#9437ドコモTOB、いよいよ大詰め

#日経平均想定スケジュール・・・

11/16TOB期間終了→11/17TOB結果発表→成立で11/18引け後、日経臨時入替え発表

#ドコモTOB見合いTOPIX買い(11/18〜)
見合いのTOPIXパッシブ買いは 6〜7千億円想定

 
#Russell/Nomura定期リバランス11/19(公表11/2)

GPIFのベンチマークとして絡んでいるのは、Prime Index、Large Value、Smallなど。


#MSCI_SIRリバランス11/30(公表11/11&ファクター指数11/19)

日本株全体で1〜1.5千億円の資金流出

 

#TOPIX月末リバランス11/27(公表11/9)

 

#J400定期リバランス11/27 (公表11/9)


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#ドコモTOB

#日経平均臨時入替え/(11/–)

9437ドコモTOB/技術セクターからの候補銘柄
想定スケジュール・・・11/16TOB期間終了→11/17TOB結果→11/18引け後日経臨時入替え発表→リバランス日11/25〜30
(上場廃止型TOBの場合、過去事例では終了日の二営業日後夕方に入替え公表)
仮に、日経がリバランス時の全体の金額などを意識しているのであれば、ルネサス、ブラザー、シャープ、アンリツ、島津あたり?

日経平均におけるドコモはみなし額面500円であり影響が小さい。
候補銘柄
6723 ルネサス、 6981 村田、 6740 JDI、 6753 シャープ、6754 アンリツ 、6963 ローム、7259 アイシン 、 7701 島津、 4528 小野薬、 6448 ブラザー

#ドコモTOB見合いTOPIX買い/(11/–)

ドコモTOPIX構成比≒1.1%前後で推移中、 TOPIXパッシブ運用規模55〜60兆円想定から、見合いのTOPIX買いは 6〜7千億円となる。
 多くの運用では先物対応になる可能性が高い。ETFにおいては上場廃止スケジュールに従いドコモ売り・TOPIX買いとなろう。

TOPIXとしては、指数に占めるウエートが高いので、ドコモ売りそのものより、その見合いのTOPIX買いの影響が大きい。

それともう一つ。ETFはTOBに申し込まずスケジュールに沿ったトレードとなり、一般的にリバランス日の引値ギャランティを使います。

ここで懸念されるのは、サイズが過去、例にない大きさだとという事。筆頭の野村ETF1306は時価総額で13兆円あります。

単純にTOPIXウエートが1.1%とすると、これだけで1500億円前後となり、日興アセット、大和投信を加えると3000億円前後となります。

証券会社は常識的に一銘柄の上限金額などのリミットが設定されており、無制限に決められる訳ではありません。

引値ギャランティがヘッジありだったとしても、ザラ場で引けてしまった場合、証券会社自己は自分のロングポジションとなってしまい、

上場廃止までの時間に手仕舞う事ができないと、最終的なドコモの買取に応じる事となり、時間的な長さが嫌気されます。

これは、他のヘッジファンドなどにも同様な事が言えるわけで、ドコモのTOPIX売り日は、買い方が引いてしまい、更に、これらの売りが巨大であり、意外な安値を付けてしまう可能性があります。

時間がかかってもいいという事であれば、納得のいく指値で買いを入れておくのがよろしいかと。

この続き:428文字

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インデックス(リバランス)分析のコラム

収益機会として日経平均のリバランスを利用したトレードははあまりにも有名ですが、TOPIXについても収益のチャンスは大きいといえます。また違った切り口でのインデックス投資のニーズが機関投資家から年々増すとともに、MSCI(サブシリーズ含む)、FTSEはその残高を増やし、そして新たに生まれたスマートベータインデックスも重要度が増しています。このコラムではそうしたインデックス(主にリバランス)についての分析、そしてそれを投資に生かす提案を行います。

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