マーケット一言：とりあえず落ち着いて米雇用統計待ち、【参考銘柄】アップサイド+30％程度

相変わらず気の抜けないマーケットとなっていますが、昨夜の堅調な米株式市場をうけ、とりあえず今日は日本株もすっきり上昇となりました。特に中小型株が大きな戻りを見せまして、ほっと一息つけましたね。

ですが、感覚的には下げた後の反動の反動の反動といったテクニカルな上げというか、さすがに売られ過ぎとみて買いが入ったところに、たまたま今日は売りがなかったのかなというか、板が薄い中を上げただけのような感覚でした。実際東証一部市場の売買代金も減ってますし、東証マザーズ市場売買代金は昨日に比べ20％減となっています。安心するにはまだ早いようです

今夜発表の米雇用統計前なので積極的に動けないといったところもありました。オミクロン株のおかげで？下がった金利と原油価格は、オミクロン株が大したことないとなれば逆にまたインフレとテーパリング、金利高懸念が始まるわけです。今夜の米株の反応待ちです。

そんな状況なので、なかなかタイミングよくこれ！という銘柄もないのですが、グロース株でありながら、よく言えば下値が堅い、悪い言うと半年以上レンジ相場になっているこの銘柄。少しマネジメントの姿勢が積極的になってきたようで、黒字化はまだ先ながら、その確度とその後の成長性により期待ができるようになってきました。

カスタマーデータのリアルタイム解析、ビッグデータの可視化、ノーコードもしくはローコードでのサイトマネジメントを提供する会社です。

最近ではいくつかの証券会社からポジティブなコメントやレーティング引き上げがあり、こうした強気コメントが他の証券会社からも聞かれるようになれば、そのたび上昇していきそうです。バリュエーションで語るのも難しい銘柄なのですが、ざっくりアップサイドは+30％程度。ロスカットは-10％ぐらいで。

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル＆日本、マクロ＆ミクロ、株・為替・債券・コモディティー（暗号資産含む）・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]

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