日経平均、TOPIXともに陽線で前日比プラスではあるものの、売り圧力の強さも感じられ、今日のところは、少しでもプラスでまずは良かったねぐらいだったでしょうか。この3日はなんとなく日経平均で31,500円が意識され、上髭もしくは下髭の長さも目立ち、上にも下にも中々行きづらい気迷いが感じられます。
お盆休暇明けで参加者が増えるかと思いきや、東証プライム、グロースともに売買代金は減少しており、引き続ききっかけ待ちです。とりあえずは、週末のジャクソンホールが気になり、中国不動産の状況も気になりと、買いたいんだけど買いづらいなという、身動きが取れない状態です。でも買いがあるのをしっかり感じられましたのはポジティブでした。
中小型株はようやくそこそこのリバウンドを見せ、ほっと一息つけた感じでした。東証マザーズ指数+2.8%、個別銘柄はもっと大きく上昇するものも目立ちと、先週末に見せていた下げ止まりが、そこで底を打ったのではないかという期待が高まるものでした。しかし、本格的なリバウンドとするには材料も出来高も足らず、今日のところはまだテクニカルリバウンドに過ぎません。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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