本日の日本株は日経平均-1.0%、TOPIX-0.9%と続落となりました。

 

日米会談で円安是正が議論されるのではという観測が出たこともあり、ドル円が145円台まで円高が進行し、日本株が下に引っ張られる形となりました。

日本株は急ピッチで上げてきましたので当然の調整といったところではあります。

今のところ大きく売られるという感じでもありませんが、上げづらいので下目線でというある意味シンプルな感じで、しばらくは個別銘柄も売りスタンスで臨むところでしょう。

 

大型株がそうなりますと元気になるのが中小型株でして、グロース250指数は+1.2%と続伸しました。

東証グロース市場売買代金も2,300億円と増えており、盛り上がりが感じられます。

 

決算で上げているものもありますが、主力がサンバイオ+4.3%、ispace+5.0%、カバー+3.4%、トライアル+9.4%、Synspective+25.0%と売買代金を伴って強く、中小型株の上昇をリードしていました。

その他、Aiロボティクス+16.4%、Terra Drone+6.5%、トヨコー+20.1%、FFRIセキュリティ+19.4%、ZenmuTech+16.1%といった個人投資家が好きな銘柄の大幅高もありまして、雰囲気が凄く良かったですね。

 

中小型株の勢いはまだ続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]