昨日はしっかりした買いが感じられる相場で、これで下げ止まってくれればなと思っていたのですが、昨夜の米10年債利回りが5%のすぐ手前まで急上昇するなどし、米株が売られ、そして本日の日本株も売られました。需給相場であるのみならず、相変わらず米金利動向にも振らされるマーケットです。

米金利が上がっているのにドル高円安になれず、日本の金利も上がってるのに銀行株は上がらずと、今日はいいところがなかったですね。

 

そしてまた中小型株も、こうしたリスクオフには当然のように弱く、個別銘柄で大きく下げるものが目立ちました。相変わらず我慢の相場です。

全体的には苦しい相場ですが、少なくとも午前中は強い動きをしていた銘柄も少なからずあり、希望を感じさせるものはありました。東証マザーズ指数は-2.0%でしたが、日経平均も-1.9%でしたので、今日のところは中小型株だけが売られていたという訳ではありません。

昨日リサーチのコラム(DX)で新規推奨した銘柄は、本日大きく上がっていたようですし、個別銘柄では勝負できる相場です。リスクコントロールに注意しながら、腐ることなくこの相場を乗り切っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]