先週金曜日の夜(日本時間)に出た米雇用統計などの米経済統計が、米景気後退懸念を和らげつつインフレ懸念を後退させるというちょうどいい感じのものであったため、金曜日、昨夜月曜日の米株は堅調でした。米金利も利回りが下がりはしなかったものの落ち着いた動きだったことで、グロース株が買われる展開となっていて、それを受け今日は日経平均主導で日本株も強く、日経平均はほぼ34年ぶりの高値更新となりました。
先週下げていた中小型株ですが、下げ幅の大きさはともかくいつものイベント前のリスクオフの売りの要素が強かったようで、グロース250指数が+1.6%となったように、今日は多くの個別銘柄が綺麗に反発となりました。
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ポートフォリオマネージャーつぶやき
1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。
[1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]
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