今日も昨日と同じようなマーケットだったでしょうか。日経平均-0.0%、TOPIX+0.4%と上げ下げ幅が昨日とほぼ変わらず。今日もTOPIX優位の展開、循環物色ありで今日は繊維、水産・農林、電気・ガスなどが買われ、その他は輸送用機器、不動産、銀行などのバリュー株が買われていました。

今日も4万円割れからスタートした日経平均がちゃんと戻して4万円越えで引けるのも昨日と同様でした。強いですね。

 

指数が止まると個別銘柄プレーが盛んになるもの引き続きで、今日はなんと売買代金不動の1位レーザーテックを抜いて、三井E&S(7003)+8.6%が売買代金トップとなりました。個人投資家のセンチメントを計る銘柄として弊社が注目している住石HD(1514)+16.8%もストップ高となっていまして、個人投資家のターンがきてるなーという感じです。

AI関連銘柄も全般強く、サイオス(3744)+33.9%など大きく上げる銘柄が目立ちましたが、一方でデータセクション(3905)-21.8%と大きく下げる銘柄があったり、AI関連銘柄の指標銘柄的なさくらインターネット(3778)-3.1%が下げていたりと、少し息切れ感もあったでしょうか。明日はどうなるかが楽しみです。

 

指数が止まったり、AI関連銘柄もやや息切れ感あったりということもあってか、大型株から中小型株へ、あるいは中小型株から中小型株への循環物色があったような感じで、グロース市場の売買代金は2,200億円超と活況でした。そしてこれは今日は昨日とは違い、グロース250指数+1.1%以上に大きく上昇している良ファンダメンタルズ銘柄が多く、中小型株(ファンダメンタルズ)プレーヤー全般にとって非常にいい日ではなかったでしょうか。弊社リサーチのコラム推奨銘柄のパフォーマンスも良かったです。米経済指標発表などマクロ環境への警戒は続きますが、金曜日のメジャーSQまではこんな感じのいいマーケットが続くのではないか考えています。

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]