イランの対イスラエル報復の動きが気になっていましたが、週末に特に悪化するということはなく、先週末の米株もしっかりしていましたので、本日の日本株は日経平均+0.9%、TOPIX+1.0%と反発となりました。堅調な米雇用統計を受けた米金利高による円安傾向が、介入を気にしながらではありますが今日は素直に好感され、トヨタ+2.2%など輸出株などが堅調でしたね。

 

今日の売買代金トップはソシオネクストで+7.2%、以下ディスコ+2.7%、レーザーテック+1.7%、東京エレクロン+1.0%と、上位4位までを半導体関連株が占めました。しかし、その他にも銀行株、不動産株、機械株など景気敏感株もまんべんなく買われておりまして、全体的に綺麗に上昇する感じがいい雰囲気を生んでいたように思います。中東情勢次第で急落はあり得ますが、それを抜きにすれば上昇の波が始まっているように感じられました。

 

グロース250指数も+0.9%(引け値+697.26pt)と反発しましたが、QPS研究所が+21.1%となって指数寄与度55%となっていまして、それ以外は全般強いというよりは割とまちまちといった感じでした。こちらはまだ指数で650ptまでの下げ余地が気になるところですが、明日700ptを回復して上昇していけば、一旦下げのモメンタムは終わったという判断が出来そうです。明日の動きを楽しみにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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ポートフォリオマネージャーつぶやき

1000億円規模の投資運用を行ってきたファンドマネージャーの観点から、グローバル&日本、マクロ&ミクロ、株・為替・債券・コモディティー(暗号資産含む)・不動産を複合的に分析し、その結果を日本株の投資判断に落とし込みます。相場の流れを読み、リスクを取る局面なのかそうではないのかの判断、デルタ(リスク)の方向性とコントロールの方法、どの個別株で勝負すべきか、などの投資判断をお知らせするコラムです。 [1.日本株全体の動きとトレンドをお伝えします。 2.後場特有の大きな需給動向について、特別な状況で有り・無しがありそうな場合にはその判断もお伝えします。 3.ファンダメンタルズの裏付けが取り切れていないのだが、ポートフォリオマネージャーとして注目している銘柄を、フィーリングとスピード重視で【参考銘柄】としてお伝えします。]