始めにお読みください:インデックス・イベント投資塾 用語説明 / インデックス・イベント手引書
[今回の内容]
1)TOPIX FFWリバランス(1/28)・・・ターンオーバー片側2.2%、金額では1兆3千億円
2)当面のIndex Eventスケジュール・・・2021年4月までの主なIndex Event
3)東証市場区分およびTOPIXの見直し・・・2022年から動き出す大きなリバランス
4)足元の機関投資家動向
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1)TOPIX_FFWリバランス(1/28)
■1-3月決算銘柄・浮動株比率の定期見直し延期分&4-6月決算銘柄(1~6月決算銘柄FFW見直し)
■パッシブ運用規模は60兆円、パッシブ・シェア15%想定、ターンオーバー片側2.2%=片側1.3兆円強と大きい。
元々は売り超リバランスである為、買い方向でTOPIX型を乗せる格好となっている。
1/8の夕方に公表された後の動きは、足元(9日目)で、1/8終値基準で順方向+138bp※とジワリ拡大してきた。
(1/8終値からスタートして、売りポート<買いポートとなっており、その差が+1.38%で超過収益が出ている状態)
尚、市場執行分(エージェンシー)は観察することはできないが、立会外でバスケット取引(プリンシパル)を実行した場合は、
取引履歴が公表(当日夕刻)されるので認識できる。
1/23のデータでは引値ギャランティで、売り60億円・買い30億円の当該リバランスが執行された。リバランス日は1/28なので、
トラッキングエラー(自身の運用とTOPIXのズレ)を許容できるのは年金系であり、まずは、軽くリバランスを入れたと言うことであろう。
今週は、更にリバランスが走る可能性があり、リバランス日より前にスプレッドはピークを迎える可能性もある。
過去の経験則では、+5%を越えるような場合は手仕舞いを意識したほうが良い。もちろん、そこまで行くとは限らないが・・・。
28日は、E T F&投信中心に相当大きいサイズ(片側1千億円規模)のバスケットが飛び交うので売買代金は活況となろう。
先週掲載したペアトレードの候補、NTT売り/KDDI買い○、SMC売り/キーエンス買い●、富士通売り/NEC買い●と、成績がよくない。
この背景として、ある背景が思い当たるので、4)足元の機関投資家動向を参照していただきたい。
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